ポジティブでなければダメなのか?
~アスリートが感じる「ポジティブ」さのプレッシャーとは~
※現在の私のHP上ではラグビー選手をサポートの中心にしている表現ですが、全スポーツ競技を対象にサポートしております。HPでサポートは全スポーツ競技対象と分かるように内容改修中です。

「ポジティブ」でなければならない?
最近、アスリート向けの個別コーチングやセミナーを行う中で、よく耳にする単語があります。
それは
「ポジティブ」
です。
多くのアスリートが、
・「ポジティブでいることが大事」
・「ポジティブなマインドセットがパフォーマンスを高める」
と考えています。
もちろん、前向きな姿勢は競技力向上において重要な要素です。
しかし、
「ポジティブでなければならない」というプレッシャーが、
かえって苦しみを生むこともあります。
ポジティブさへのプレッシャーが心を疲弊させることもあります。
スポーツの世界では、
・「常に前向きでいなければならない」
・「ネガティブな感情はダメ」
という考えが根強くあります。
しかし、不安や緊張は人間にとって 自然な感情 であり、生存本能に基づいたものです。
無理に「ポジティブでいなければ」と考えると、本来の自分の気持ちを抑え込むことになり、心が疲れ果ててしまいます。
たとえば、
・「そんなの気にするな!」
・「大丈夫、大丈夫!」
と自分に言い聞かせても、逆に不安が増幅することってありますよね。
ポジティブさがプレッシャーになってしまうと、むしろパフォーマンスが低下する可能性があります。
ポジティブへのプレッシャーから解放される方法
では、「ポジティブでいなければ」というプレッシャーを感じたとき、どのように対処すればよいのでしょうか?
① 今の自分の気持ちをそのまま受け入れる
まず大切なのは、自分の感情を素直に認識することです。
・「今、自分はプレッシャーを感じているんだな」
・「不安があるのは自然なことだ」
と受け入れるだけで、心が軽くなります。
不安を無理に消そうとせず、「これは自然な反応だ」 と認めることで、感情に振り回されにくくなります。
② 「ポジティブでいること=成功」ではないと知る
ポジティブでいることは大切ですが、
「常にポジティブでなければならない」 という考えは誤解です。
時には不安や恐れを感じることも、普通であり成長のために必要なプロセス。
・「今は不安だけど、それも自分の一部」
・「この気持ちを否定せず、受け入れてみよう」
と考えることで、プレッシャーが和らぎます。
③ 「結果」ではなく「プロセス」にフォーカスする
プレッシャーが強いときほど、
・「成功しなければならない」
・「ミスをしてはいけない」
と考えがちです。
しかし、本当に大切なのは、
「どのように準備し、どのようにプレーするか」
に意識を向けること。
結果よりもプロセスを大切にすることで、余計なプレッシャーから解放され、
自然体でパフォーマンスを発揮しやすくなります。
まとめ:本当の「ポジティブさ」とは?
ポジティブでいることは大切ですが、
・「ポジティブでなければならない」
という思い込みは逆効果です。
不安を感じるのは自然なこと。
その感情を否定せずに受け入れることで、むしろ冷静にパフォーマンスを発揮できます。
大事なのは、
「どんな自分もOK」 と思える心の余裕を持つこと。
この考えこそが本当の「ポジティブさ」と言えないでしょうか。
自分自身を受け入れることで、心の安定が生まれ、競技を楽しみながら成長できます。
プレッシャーを味方につけ、自分らしく競技に向き合っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
スポーツメンタルコーチ
杉村康之
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