中部大学春日丘高校ラグビー部におけるセミナー実施
~「習慣化」に焦点を当てて~
※現在の私のHP上ではラグビー選手をサポートの中心にしている表現ですが、全スポーツ競技を対象にサポートしております。HPでサポートは全スポーツ競技対象と分かるように内容改修中です。

習慣化を武器にするために
先日、2025年4月26日(土)に、中部大学研修センターにおいて、中部大学春日丘高校ラグビー部員の皆様を対象にセミナーを実施しました。
タイトルは「習慣化セミナー~継続こそが最大の武器~」
「習慣化」をテーマとしたのは、監督の宮地先生からのリクエストです。
宮地先生の言葉を借りると「行き着くところは『習慣化』でしかない」ということで、永年の指導経験から、自己成長を継続的に促す「習慣化」こそがチームとして、人として注力すべき点、ということに行き当たったそうです。
ちょうど、私も個別のアスリートをサポートする中で、習慣化が思考、行動を変えるうえで要であり、日々の習慣化こそが目標達成において重要な考え方であると考えておりましたので、思うところを目一杯反映してセミナーを作成しました。
セミナー内容作成にあたっては
■「習慣化」により達成を目指す目的
■「習慣化」になぜ取組むと良いか
■人の特性に合わせた習慣化のコツ
を意識しました。
またセミナー進行ではセミナーが合宿初日の冒頭であり、HCの大向先生と事前にやり取りさせていただいた内容を踏まえ、
■(学年横断で)対話による信頼関係の向上
■言語化の訓練
■自己と向かい合うきっかけ作り
という点を意識しました。
当日、出席した80数名の選手の皆様の前に立って話した時、ディフェンスであたかも対面の選手をノミネートする時のような、選手の皆様の真剣な眼差しに一段ギアが入りました。
そして、全体的にグループワークを多く入れてお互いに話す機会を多くしました。
巡回しながら、グループディスカッションを聞いておりましたが、自分自身やチームに対する思いが溢れ出る活発かつ真剣な話し合いが教室内全体でなされました。
「もっと強くなりたい」、そのひたむきな思いがひしひしと伝わってきました。
選手の想いを全身に感じ、自分が選手の皆様から「『本気』と『やる気』をもらった気持ち」で胸が一杯のまま、研修センターを後にしました。
習慣化と向かい合う選手達
後日、GWに天理高校で実施された「GW集中ゲーム」で春日丘高校Aが大阪の強豪校、常翔学園Aと戦うのを観に行きました。

春日丘のキックオフで試合開始でしたが、キックオフ直後に気持ちの入ったタックルを決めて、集中を感じる出だしでした。
その後も一歩でも前に出る気持ちが途切れず、終わってみれば43対10で勝利でした。
後で聞いて分かったのですが、前日天理高校Aに負けてから気持ち的に立て直して勝利したとのことでした。
試合後に、大向先生から「生徒たちは『習慣化』という言葉やセミナーで出たワードを使っていますよ」と言っていただき、とても励みになりました。
また、帰り際にとある選手から「花園に向けて、記録付けて習慣化やっています」と言っていただいたのも嬉しかったです。
今後、中部大春日丘高校ラグビー部の皆様が冬の花園に向けた成長の中で、「習慣化」というツールを最大限に活用して貰えるのを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スポーツメンタルコーチ杉村康之
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