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「ラグビーとのより良いこころの向き合い方」

この度は江戸川グラウンド運動場兼ラグビー場に行き、江東ラグビークラブ小学校5、6年生の30名強の選手を対象に、練習前にメンタルセミナーを行いました。

221210江東ラグビーセミナー風景

本日のセミナーでは「こころの作戦」と称して「ラグビーとのよりよい心の向き合い方」ついて、体を使うワークなどを用いながら話をしました。選手たちは元気よくワイワイと参加し、あっという間に持ち時間の30分が終わりました。

 

メンタル面での向上は、自発的に粘り強く時間をかけて自分自身と向き合う気構えが大事です。一回のセミナーを受講したから劇的な変化を望めるものではないです。フィジカルと一緒で体感するまで、継続することが大事です。

 

今回は、現時点で知っておくと、この先末永くラグビーと付き合うことができ、更には幸せな人生気づきにつながるメンタルの基礎的な考え方を伝えました。

 

具体的には「こころを客観的に見る習慣」「緊張について」「こころの中の言葉の質をあげる」「失敗について」「仲間を尊重する」について、短くかつ実例を交えて話したつもりです。

 

自分としては、言葉はなるべく平易にこころがけましたが、高校、大学の選手に伝えるのと同じレベルの内容を伝えたつもりです。

 

来週、江東ラグビークラブは5、6年生の全国大会「ヒーローズカップ」関東大会2ndステージに臨みます。少しでも試合に向けて、今日のセミナーが役に立てば良いと思います。

221210江東ラグビークラブセミナー集合写真

最後に、本日のセミナーの内容をまとめた資料を「こころの作戦書」として選手ひとりひとりに心を込めて、手渡ししました。この作戦書を繰返し見て実行することにより、各自の気づきにつなげて貰えれば幸いです。

 

この「作戦書」のアイデアは以前、日本ラグビーの偉大な指導者、大西鐵之祐先生が日本代表の監督の際、選手に渡したびっしりと手書きの文字で描かれた作戦書を見た記憶からひらめきました。

 

大西先生の作戦書には当時日本代表(全日本)のFLであった山口良治先生に宛てた指示もありました。

 

そして、伏見工業のOBの方からも山口良治先生が高校の生徒に試合前に渡した実際の作戦書の画像を見せていただいたのですが、両者がとても似ていたのです。想像ですが、山口先生は日本代表の時の経験からご自身の生徒にも同じような心を込めた作戦書を手渡したのではないか、と思いました。

 

そして、自分も江東ラグビークラブの選手に思いを込めて「こころの作戦書」を渡しました。

221210こころの作戦書

それぞれの選手が自分なりにこの作戦を実行して末永くラグビーをし、幸せな人生を歩んでいただけたらなあ、と考えております。

 

なお今回、実施に至ったのは江東ラグビークラブ会計担当西野さんの熱心なご尽力によるもので、本当に貴重な機会をご提供いただき、感謝しております。

 

また、吉川HC他、指導者の方も今回のセミナー実施に対して前向きに迎え入れていただき、本当にありがたいと思った次第です。メンタルコーチとして、指導者の方々の理解は何より力となります。

 

これからも自分はひとりのメンタルコーチとして、コーチングセッションやセミナーを通じて、選手それぞれの競技人生そして人生の作戦立案をサポートしていきたいと考えています。

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